◯礒部裕和君 知事初め部長さん、教育長さん、御答弁ありがとうございました。再質問をさせていただきます。
 まず、地域医療構想についてです。今回の必要病床数の算出は、国の示した方法や数字を使って行われたとのことですが、国の意向を反映して少なく算出をされているように感じます。議員の皆様の地元、それぞれの状況を見ていただいても同じような所感を持つ方が多いのではないかと思います。千葉医療圏で169床の不足、同じく東葛南部で1,583床の不足、東葛北部で1,901床の不足とされている以外の医療圏では、既に過剰との数値になっています。千葉県の高齢化は、2025年は入り口にすぎず、その後も高齢化が進行すると考えられています。私の26年9月の一般質問におきまして、地域医療構想の策定に当たっては全国一律の病床再編とすべきではなく、地域の実情に合わせた構想策定が必要との意見を申し上げましたが、結果として、千葉県にとって非常に厳しい構想となってしまっているのではないかと危惧をしております。もちろん病床をふやすということは、医師、看護師等の医療人材も必要となることから、過剰にふやすことは厳しいかもしれません。しかし、過剰病床とされた医療圏では、今後増床は基本的に認められません。今の病床数の中で機能を転換していかなければなりませんが、これも大変厳しいと思います。このように、現在の必要病床数では、本来必要な医療提供体制が整備できないのではないかというような危機感を感じていますが、県としての見解を伺いたいと思います。
 地域医療構想で示された必要病床数は実態に比べて少なく算出されているように感じられますが、今後の医療需要の受け皿となると考えているのか。
 また、今回の基準病床数の改定により、来年度病床配分が行われると思いますが、どのように病床配分を行うのでしょうか。地域医療構想では、病床配分が行われる予定となっている千葉、東葛南部、東葛北部の3医療圏において、急性期病床は東葛北部のみ34床の不足となっています。基本的には回復期、慢性期にのみ配分するのでしょうか。医療構想の必要病床と医療計画の基準病床はどのように関連づけられるのでしょうか。
 病床配分についてもう1つの課題は、人口が多い千葉、東葛南部、東葛北部医療圏での医療を受ける側の利便性の確保です。今後、調整会議で病床機能の再編を行っていくこととなりますが、ある地域に特定の機能を持つ病院が集中してしまうと、ほかの地域の住民がその機能を持つ病院を受診する際に不便になってしまうという可能性があります。高度急性期病院のような施設は仕方ないにしても、急性期、回復期、慢性期については、ある程度医療圏の中で満遍なく配置をしていくことが求められると思いますが、どうでしょうか。
 そこでお伺いいたします。保健医療計画の一部改定により基準病床数が定められましたが、病床配分の方向性についてどのように考えているのか。また、人口の多い2次保健医療圏においては、県民の利便性等を考え、調整会議をより細かな単位で行うべきと考えますが、どうか。
 3点目は、医療圏の圏域境に位置する病院に対する考え方です。2次保健医療圏の圏域境に位置する病院は、自圏域に加えて隣接圏域からの患者も受け入れている場合が多く、病床機能の調整に当たっては配慮が必要になると思いますが、いかがでしょうか。
 4点目として、医療人材の確保についてです。国による報告書が取りまとめられるということでございますが、その結果をしっかり分析をしていただきたいと思います。また、特にリハビリ職については、現在、需要予測がないことから、結果について、より詳細な分析が必要だと感じます。
 そこで伺いますが、現在の千葉県におけるリハビリ職の養成機関数、それから養成人員、これはどうなっているんでしょうか。
 次に、健康づくりについてお伺いをいたします。知事、御答弁ありがとうございました。健康を維持し豊かな生活を送るための取り組みを、ぜひともお願いいたします。
 国においては、厚生労働省が現在、保健医療2035を策定し、「健康への投資」による生活の質と生産性の向上を2020年までに実行するとしています。また、経済産業省は、予防・健康管理への重点投資により、生活習慣病の予防・早期治療を通じた重症化予防による医療費、介護費の伸びの抑制を目標としています。病気になってからではなくて、健康を維持し、病気にならないよう資源を投下することが必要だと考えますが、県の御見解はいかがでしょうか。
 以上、再質問とさせていただきます。