◯説明者(鶴巻郁夫君) 私からはDV関連3問にお答えいたします。
 まず、子育て家庭におけるDV防止の啓発についての御質問ですが、DV被害者には子供を持つ年代の女性が多く、子供への影響を考え、被害をどこにも相談しないで生活するなど、被害が潜在化しやすい状況にあります。一方で、子供がDVを目の当たりにすれば児童虐待に当たり、さらには、子供に直接暴力が及ぶ場合もあり、その後の人格形成や成長過程に深刻な影響を与えることが懸念されます。そこで、家庭内の暴力防止を働きかけるとともに、相談窓口の周知を図るため、DVに関する知識や相談窓口等の情報を記載したパンフレットを作成し、市町村の協力を得て就学時健康診断及び1歳6カ月児健康診査の際に保護者に配布しています。
 次に、若者に対するデートDVの予防啓発に関する御質問ですが、近年、交際相手からの暴力、いわゆるデートDVについても深刻な問題となっています。そこで、県では若者が自分自身の問題としてDVやデートDVについて考え、将来にわたり加害者にも被害者にもならないようにするため、予防教育を行っています。具体的には、毎年県内40校程度の高等学校等において、若者のためのDV予防セミナーを実施するとともに、全ての公立、私立の高校1年生を対象にデートDV相談カードを配布し、DVに関する知識や相談窓口の周知を図っています。
 最後に、男性に対するDVの相談体制に関する御質問ですが、県ではDVを初めとするさまざまな悩みや問題の相談に応じるため、男女共同参画センターにおいて男性のための総合相談事業を実施しています。総合相談では、電話相談を週2回、夕方から夜間にかけて行っており、さらに希望に応じて面談によるカウンセリングを月3回行っています。いずれも男性が相談しやすいよう、男性のカウンセラーが相談に応じています。
 私からは以上でございます。