◯説明者(中岡 靖君) 私からは里親制度についての3問につきましてお答え申し上げます。
 まず初めに、県の里親制度の現状と認識についての御質問ですが、平成26年度末の千葉県の現状は、里親登録数は412組で、そのうち子供を委託されている里親は141組になります。また、里親等に委託されている児童は204人となっており、里親等の委託率は全国平均の16.5%に対し20.1%となっております。虐待等の事情により家庭での養育が困難になった子供を里親の家庭で養育することは、特定の大人との愛着関係が築かれ、安心感、自己肯定感、基本的信頼感を育むことができ、子供の健全な育成を図る有意義な制度です。そのため、県では平成41年度までに里親等への委託率をおおむね30%にすることを目標とする千葉県家庭的養護推進計画を昨年11月に策定したところであり、里親制度の推進に計画的に取り組んでまいります。
 次に、委託後の里親と子供に対する支援についての御質問です。県では、里親からの養育に関する相談に応じる里親対応専門員を各児童相談所に配置するとともに、担当のケースワーカーが定期的に里親家庭に訪問して里親と子供の状態の把握に努めております。また、里親が悩みを抱えたまま孤立しないよう、里親が集まって日々の養育の悩みなどを話し合う里親サロンの開催や、里親家庭へ訪問して養育に関する適切な助言や支援を行う里親委託等推進員の配置、養育技術習得のための研修の開催など、里親の支援体制の構築に取り組んでいるところです。
 最後に、里親制度の推進に向けた県の取り組みについての御質問です。県では、ホームページや情報誌等を活用した広報や関係機関へポスターを配布するとともに、毎年10月の里親月間には県民向けのシンポジウムを開催し、里親制度の普及と新規開拓に努めているところです。今後は里親制度をより身近に感じていただけるよう、週末や夏休みなどの短期間、児童養護施設等に入所している児童をボランティア家庭で養育する週末里親、季節里親の取り組みを促進してまいります。また、他の自治体で実施されている市町村単位でのシンポジウムや里親の体験発表会の取り組みなどを参考にしながら、千葉県里親会などの関係団体と連携し、効果的な啓発方法について検討してまいります。
 私からは以上でございます。