◯坂下しげき君 改めまして、おはようございます。自由民主党、市川市選出、政治に刺激、坂下しげきでございます。一般質問登壇の機会をおつくりいただきました自由民主党の諸先輩、同僚議員の皆様方の温かい御配慮、御指導に心より感謝申し上げるところでございます。
 そして、地元市川市より傍聴にお越しをいただきました。御多忙のところ、まことにありがとうございます。
 そしてまた、本日3月1日というのは、私の師でもあります故金子和夫先生のお誕生日ということもありまして、天国から見守っていただいているのかなということを感じながら、しっかりと議会活動、そして政治活動に励んでまいることをお誓い申し上げながら順次質問に入らせていただきたいと思います。
 私は、登壇するたびに一貫して申し上げていることがあります。千葉県の行財政運営は国民、県民の税負担、すなわち県民の汗によって成り立っているということであります。したがいまして、行政も議会も県民の方が何を望んでいるのかということを常に追求し、対応していかなければならないということであります。そのためには、あらゆる手段を講じて財源を確保し、事業の選択に当たっては県民ニーズを的確に吸い上げ、将来にも責任が持てる県政運営を行わなければなりません。そして、最少の経費で最大の効果を上げる努力を忘れてはなりません。
 このようなことを念頭に置き、要望の多い政策、県民の生活にかかわる政策、それを支える財政運営について、通告に従い質問させていただきます。
 初めに、県民の生活、経済、教育、文化を向上させるまちづくりについて質問をいたします。
 行政サービスの基本は、県民の命、健康、そして日常生活を守り、向上させることだと思います。市川市には、千葉県が管理する広大な国分川調節池がありますが、この池にガマなどが自生し、毎年毎年大量の穂綿を飛散させ、周辺住民の方の健康と生活を脅かす事態になっております。
 そこで、この対策についてお答えいただきたいと思います。
 次に、高谷川排水機場についてお尋ねをいたします。
 平成26年度末に高谷川排水機場が完成し、鬼高地区の浸水被害の軽減に寄与するものと期待しておりましたが、いまだ浸水被害が発生している状態であります。被害をなくすためにも引き続き対策が必要となりますが、今後の取り組みについてお答えをいただきたいと思います。
 次に、羽田空港着陸機の南風悪天候時における市川市上空飛行ルートの騒音問題についてお尋ねをいたします。
 市内各所から騒音被害が寄せられ、実証データでも騒音の裏づけがされたことから、平成26年12月議会において、騒音軽減対策について質問をさせていただきました。
 そこで、その後の状況について、騒音が軽減されているのかお答えいただきたいと思います。
 また、国が新たな羽田空港の飛行経路として都心上空ルートを示しましたが、これによる影響と対策についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、市川航路しゅんせつについてお尋ねをいたします。
 港湾計画において、市川航路は幅250メートル、水深7.5メートルとされておりますが、実際は幅200メートル、水深6.5メートルと、幅、深さ、ともに縮小されております。市川航路は民間利用も多く、今後の経済性を考えても当初計画を維持する必要があると思います。
 そこで、実際の状況と計画が違っている理由及び公共岸壁を水深5.5メートルとした理由についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、フットベースボールの学校教育現場での普及についてお尋ねをいたします。
 市川市において活発に行われておりますフットベースボールの普及について、過去の議会において繰り返し伺っておりますが、学校現場での取り組み状況についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、屋外広告物についてお尋ねをいたします。
 市川市は町ごとに特色ある文化があり、観光資源にもなっております。そこで、市の観光イベント等の横断幕を県が管理する横断歩道橋に設置し、地域の特色を広くアピールしたいとの地元要望があります。法令、条例上も問題ないと思われますが、設置することはできるのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、企業庁の土地関連事業についてお伺いをいたします。
 企業庁は昭和34年に開発部としてスタートし、以来、半世紀以上にわたり独立採算制による経済性を発揮してまいりました。土地造成整備事業では、これまで1万4,000ヘクタールを超える土地の造成を行い、1万ヘクタールを分譲するとともに、道路などの公共施設の整備や学校などの公益的施設用地を提供するなど、産業や都市基盤の整備を行い、本県の発展に大きな役割を果たしてまいりました。しかし、平成22年3月に策定されました千葉県行政改革計画を受けて、28年3月をもって収束し、この4月からは新たな企業土地管理局がスタートするわけでございます。その経営に関しては清算期間の取り組みが大きな影響を与えるものと考えます。
 そこで、この清算期間中の土地処分等の実績についてお答えいただければと思います。
 かわりまして、通告第2の安全・安心のまちづくりについてお尋ねをいたしたいと思います。
 危険道路や渋滞道路は市民生活に重要な影響を及ぼします。要望の多い危険道路等の改善についてお伺いをさせていただきます。
 まず、国道14号市川駅入り口交差点について渋滞緩和対策が必要と考えます。今後の整備についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、県道船橋行徳線のJAいちかわ原木支店前の道路線形の改良について、以前本会議で質問させていただきましたが、現在の状況と今後の整備についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、京葉道路市川インター北側交差点は常に渋滞しており、大変多くの車両が行き交う交差点であります。右折レーンを延長することで渋滞が緩和できると思いますが、右折レーンの延長についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、やはり交通量が多い市川広小路交差点の改良について、これも過去の議会で提案をさせていただき、進めていただいておりますが、県道から千葉方面に安全に右折するための路面標示が必要と考えます。今後の整備についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、都市計画道路3・5・26号鬼高若宮線、通称木下街道の渋滞緩和と安全確保についてお尋ねをいたします。
 現在、県では国道14号から京成本線の立体交差を含む区間について整備を行っており、事業区間の道路用地は一部を除いて確保されております。また、既に昨年取得した用地を活用して、国道14号との交差点に右折レーンを設置し、渋滞緩和の効果があらわれております。しかしながら、朝夕の交通ピーク時には京成本線の踏切により円滑な交通の流れが阻害されている状況であり、また、踏切事故の解消や歩行者の安全確保などの観点からも、京成本線との立体交差化を含む本工事の完成が期待されるところであります。
 そこで、事業の進捗状況についてお答えをいただければと思います。
 次に、外環道に設置される横断歩道橋の計画についてお尋ねをいたします。
 地元住民の方にとっては、外環道という大きな道路が開設されることによって、今までの生活地域が分断され、病院や保育園、学校へ行くのに支障が出るおそれがあります。少しでも負担を緩和できるよう、高齢者や障害者、ベビーカーなどの往来をサポートできるようエレベーターを最大限設置する必要があると思います。
 そこで、エレベーターの設置計画についてお答えをいただければと思います。
 かわりまして、通告第3の通学路の安全対策についてお尋ねをいたします。
 まず、行徳小学校交差点についてお伺いをいたします。
 行徳小学校前の交差点は変形交差になっており、大変危険な道路です。早急に歩車分離式信号にするなど改善が必要と思われますので、改善できるのかお答えをいただければと思います。
 次に、県立国府台高校周辺の安全対策についてお尋ねをいたします。
 国府台高校周辺の通学路は非常に狭く、見通しも悪く、複数の学校に囲まれていることから、外部からの監視も行き届きません。大変危険な箇所があることから、道路を直線にして見通しを確保する、あるいは街灯を多数設置し明るくするなどの対策が急務であります。改善についてお答えをいただければと思います。
 次に、県立国分高校周辺の安全対策についてお尋ねをいたします。
 国分高校のグラウンドと民間所有地に接する道路は周辺住民の方の生活道路であり、通学路でもありますが、非常に狭く、車1台がやっと通れる道幅で大変危険であります。住民の方から市川市へ陳情書も提出されております。高校側の空き地を利用して道路を整備できないのかお答えをいただきたいと思います。
 かわりまして、通告第4の県民の利便性向上や経費節減を図るまちづくりについてお尋ねをいたします。
 まず、旅券事務の権限移譲についてお尋ねをいたします。
 旅券事務の市町村への権限移譲については、平成16年に旅券法が改正され、平成18年の同法施行によって、市町村の窓口でパスポートの申請及び交付が可能となりました。しかし、本県では権限移譲がされていなかったため、市川市民は旅券手続のため千葉市や松戸市、船橋市まで行かなければならない状況が続いておりました。私は市民の利便性向上のため、市議会議員のときから権限移譲について提案をしてまいりましたが、来年度ようやく実施されることになるようでございます。
 そこでお尋ねをいたします。
 市町村への移譲の内容について、どの地域でいつから行うのかお答えをいただきたいと思います。
 また、移譲に伴う予算措置についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、国、県、市の施設総量縮減に係る合同庁舎化についてお尋ねをいたします。
 我が国では、過去に建設された公共施設等が老朽化し、これから大量に更新時期を迎えることになります。一方で、これに対応する財政は非常に厳しい状況にあります。そして、この問題は県だけではなく、国と市町村においても共通する大きな課題でもあります。この課題に対処していくため、公共施設等総合管理計画の策定が地方公共団体に義務づけられており、本県の内容も確認いたしましたが、財政的に非常に厳しい内容であります。利用目的を失った施設等は縮減していく必要がありますが、一方で、県民にとって必要な施設等は安全に維持管理していかなければなりません。財政的な負担を軽減しつつ必要な施設を維持していく方法として、個々に分かれている施設を統合し、施設の総量を減らし、1つの建物として合理的に建設、管理していくやり方があります。さらに、1つの建物に行政機関が集約されたほうが県民の利便性が格段に向上するわけでございます。国、県、市が共通に抱える課題であることから、経費節減と県民の利便性向上のため、縦割りを排除し、合同庁舎化していくことが重要であると思います。そして、現在、市川市では国、県、市の機関が市内のあちこちに点在している状態にあり、経済的にも利便性においても負担が大きく、メリットが全くありません。
 そこで、国、県、市が共同して県有地を利用し、現在市川市に点在している保健センター、ハローワーク、税務署、法務局、年金事務所、裁判所、水道事務所などの機関を統合するような、国のモデルとなるような計画を検討することはできないのかお答えをいただきたいと思います。
 かわりまして、通告第5の県民生活を支える千葉県の財政運営、予算執行についてお尋ねをいたします。
 まず、将来負担の軽減についてお尋ねをいたします。
 平成28年度末の県債残高は3兆804億円となる見込みです。その主たる原因である臨時財政対策債の償還について、交付税措置額に対し本県の償還額が少なくなっていることについてお尋ねをいたします。
 臨時財政対策債は簡単に言うと、国が財源不足によって、本来県に交付すべき額の地方交付税が確保できなくなり、その穴埋めを県自身に借金させることによって賄っていく制度でございます。これによって、本県も借金を前提とした財政運営を余儀なくされております。そして、臨時財政対策債の返済金は後年度の地方交付税で国から措置される仕組みになっておりますが、平成27年6月議会の御答弁では、平成25年度単年度分で、交付税算入額より実際の償還額が55億円ほど少ないとのことでした。つまり返済分として国から交付された額のうち、55億円は返済に充てられず、ほかの目的で使ってしまっているということであります。さらに御答弁では、この差額については、今後、一般財源で返済していくことになるということでありました。これは将来に一方的に負担を押しつけるということになるわけでございます。
 そこで、本県では年々積み重なっている臨時財政対策債の償還に係る差額をどのように減らしていくのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、自主財源の確保についてお尋ねをいたします。
 貴重な財源である県税収入について、本県は徴収率が全国的に見ても非常に低い状況にあります。
 そこで、財政健全化計画の目標を達成できるのかお答えをいただきたいと思います。
 また、徴収強化の取り組みについて、その実施状況などをお答えいただければと思います。
 次に、平成28年度当初予算編成についてお尋ねをいたします。
 予算要求段階において330億円の歳出超過がありましたが、これをどのように収支均衡を図ったのかお答えいただきたいと思います。
 次に、予算執行の適正化についてお尋ねをいたします。
 これまで本会議等でいろいろ指摘をさせていただいたことがあります。例えば安易な予算流用を是正し不用額をしっかり確保していくこと、あるいは執行計画の精度を上げ適切な時期に予算を執行すべきこと、繰越明許費が多いことなどであります。しかし、依然予算執行について見直すべき事項があると思います。
 そこで、毎年監査委員から支出負担行為の時期がおくれるなどの指摘が多数ありますが、財務会計事務の適正な執行を促進するため、どのような取り組みを行っているのかお答えください。
 また、全庁的に同様なミスが再び起きないよう、どのように是正していくのかもお答えをいただければと思います。
 次に、一時借入金についてお尋ねをいたします。
 本県は近隣他県と比較しても一時借入金利子が多い状態であります。一時借り入れといえども、その利子は県民が負担することになります。したがいまして、平成26、27年度の借入実績についてお答えをいただきたいと思います。
 最後に、今般行われた日本銀行の金融政策、マイナス金利による影響について、県の公金運用についてどのような影響があるのかお答えいただければと思います。
 以上、1回目の質問とさせていただきまして、御答弁によりまして再質問をさせていただきます。(拍手)