◯説明者(高橋 渡君) 私からは河川や道路関係などについてお答えいたします。
 まず、県が管理する国分川調節池の雑草への対応状況はどうかとの御質問でございます。国分川調節池については、河川環境の保全に加え、生活環境や防犯上の観点にも配慮し、堤防や公園など、人が利用する区域を中心に県と市川市が分担して除草を行っております。近年、国分川調節池では、公園内の水面を有する箇所でガマが異常繁茂し、12月から1月にかけてガマの穂綿が調節池周辺の住宅地に大量に飛散する被害が生じております。このため県では、ガマの刈り取り時期や生育しにくい環境など、ガマの異常繁茂を抑制するための検討に着手したところでございます。今後はこの検討結果をもとに、調節池の利用計画を協働して策定した市川市や地元住民の意見も踏まえ、適切な維持管理に努めてまいります。
 鬼高地域の浸水に対して今後の取り組みはどうかとの御質問でございます。高谷川については、県の整備目標である時間雨量50ミリメートルの降雨に対応できる河川整備を進め、平成27年3月に高谷川排水機場が完成したところでございます。現在、排水機能の向上を図るため、河道掘削の実施に向け、旧排水機場の撤去工事に着手したところでございます。また、浸水被害の軽減を図るためには、河川整備に加え、市川市による公共下水道整備も必要でございます。市では現在、外環道の整備に合わせ雨水幹線管渠の工事を進めており、完成後、当該幹線から浸水被害地域に向け、新たな雨水幹線の整備を予定しております。県といたしましては、今後も高谷川の河川整備を進めるとともに、市と連携を図りながら流域の雨水対策を推進してまいります。
 市川市航路のしゅんせつについて、公共岸壁を水深5.5メートルとした理由は何か。また、水深、幅が計画と違った理由は何かとの御質問でございます。千葉港葛南西部地区における市川埠頭の公共岸壁は、砂、砂利を取り扱う2,000トン級の船舶を対象としているため、水深5.5メートルで整備を行っております。市川航路は、千葉県企業庁が土地造成計画に関連して水深7.5メートル、航路幅員250メートルの整備を計画し、昭和57年2月に水深6.5メートル、航路幅員200メートルで暫定供用を開始いたしました。その後、土地造成計画が中止となったことに伴い、県が企業庁から市川航路の管理について引き継ぎを受けております。県としては、公共岸壁を利用する船舶の航行に支障のない水深までのしゅんせつを原則としておりますが、市川航路については現在も引き継ぎ時の水深6.5メートル、航路幅員200メートルで管理を行っているところでございます。
 県が管理する横断歩道橋に市の観光イベント等の横断幕を設置することはできないのかとの御質問です。横断幕などの路上広告物については、交通の安全や良好な道路環境を確保するため、原則として横断歩道橋には設置してはならないことになっております。しかしながら、国や地方公共団体が公共的な目的を持って設置する広告物については、構造や色彩などに関して一定の条件を満たす場合には横断歩道橋への設置を認めることができますので、地元市から協議があれば適切に対応してまいります。
 国道14号市川駅入り口の交差点について、渋滞緩和対策が必要と考えるが、どうかとの御質問でございます。国道14号市川駅入り口の交差点では、国道に接続する県道と市道が食い違っていることや市道側に右折車線が確保されていないことから、通行に支障が生じております。このため県では、国道14号の4車線化事業の中で県道側を改良することにより食い違いを解消し、交通の円滑化と安全性の向上を図ることとしております。なお、市道の改良については、引き続き市と調整してまいります。
 県道船橋行徳線のJAいちかわ原木支店前の道路線形の改良についてどのように取り組んでいくのかとの御質問でございます。県道船橋行徳線のJAいちかわ原木支店前は交差点が近接して2カ所あり、急なカーブが連続し見通しが悪いことから、円滑な交通の確保を図るため、道路線形の改良が必要であると考えております。このため、今年度は交通量調査を行ったところであり、来年度は市川市など関係機関と調整を図りながら現地測量及び詳細設計を実施する予定でございます。今後とも地元関係者の御理解と御協力を得ながら早期事業化に努めてまいります。
 京葉道路市川インター北側交差点の右折レーンについて延長すべきと考えるが、どうかとの御質問でございます。県道市川浦安線の市川インター北側交差点は京葉道路の市川インターチェンジと近接していることから交通量が多く、慢性的に渋滞が発生しております。これまでに渋滞緩和を図るため、左折車線の増設とあわせて可能な限り右折車線を延伸するなどの改良を行ってきたところであり、今後は外環道の供用に伴う交通の変化に注視してまいります。
 市川広小路交差点における路面標示の設置についての御質問です。県道若宮西船市川線と国道14号が交差する市川広小路交差点については、交通量も多く、また交差点が広いことから、千葉方面に右折する車両の待機位置の標示が必要であると考えております。県では、現在、この交差点において舗装修繕工事を実施中であり、これに合わせて路面標示を設置する予定でございます。今後とも安全で円滑な交通が確保されるよう適切な維持管理に努めてまいります。
 市川都市計画道路3・5・26号鬼高若宮線の事業の進捗状況はどうかとの御質問でございます。都市計画道路3・5・26号鬼高若宮線については、踏切等における渋滞を緩和するため、京成電鉄本線の踏切前後約0.5キロメートルの区間で立体交差や道路拡幅を進めております。用地の取得状況は現在約98%であり、用地が取得できた箇所を活用して、平成27年5月に国道14号との交差点において右折車線と歩道を設置いたしました。また、立体交差部については、京成電鉄と設計や施工計画の協議を進めているところでございます。今後とも地元市と連携し、関係者の協力を得ながら用地取得に努め、事業を推進してまいります。
 最後に、外環道の横断歩道橋へのエレベーターの設置計画はどうなっているのかとの御質問でございます。外環道の県内区間には、通学路の安全対策や地域分断対策などを目的とした横断歩道橋が29カ所計画されております。このうち松戸市三矢小台地区、市川市須和田地区、菅野地区、平田地区の4カ所にはエレベーターが設置されることになりました。また、市川市北国分地区など9カ所には緩やかな勾配のスロープを設置する予定であると、事業者である国から聞いております。県としては、外環道の整備とあわせ、安全で快適なまちづくりが進められるよう、引き続き関係機関と連携、協力してまいります。
 私からは以上でございます。