◯坂下しげき君 それぞれ御答弁ありがとうございました。財政運営は将来のことを見据えながら財源を確保し、不必要な支出をしっかりと見きわめ、抑えていかなければなりません。一方で、必要な予算は効果的に適切な時期に適切な量を支出しなければなりません。執行時期や予算規模を間違えますと、期待される効果が得られないおそれがあります。そのためには、まず基本的な財政運営を忠実に行い、さらに事業評価や経費節減の工夫により予算効果を高めていく必要があります。しかし、毎年毎年監査委員の指摘があるように、基本的な執行ができていないケースがあります。したがいまして、ことし指摘があったところだけではなく、全庁的にしっかりと事務を遂行していただきたいと思います。
 それでは、再質問、要望等を行ってまいります。
 まず、国分川調節池の草刈りについては、部分的な除草は実施していただいておりますが、被害の発生源は県の管轄地にあるということを忘れないでいただきたいと思います。大きな被害が発生していることから、事後的な除草処理ではなく、抜本的な事前予防的措置が必要になります。今後被害が発生しないような予防対策をしっかり行っていただきたいと思います。また、具体的なところにつきましては、予算委員会で改めてお尋ねをしたいと思います。
 高谷川排水機場についても、いまだ鬼高地域では実際に被害が出ております。しっかりと市と協議して県民の生活を守っていただきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に、羽田空港の飛行経路について、国が新たに都心上空ルートを示し、都内で説明会を開催しているようでありますが、千葉県ではなかったと思います。非常に残念であります。県からも、このようなことを含め、県民の声を国に確実に届けていただきたいと思います。
 次に、フットベースボールの普及についてでございますが、学校教育現場で努力をしていただいて前向きな活動をしていただいていることと思います。どうぞ引き続きよろしくお願いをしたいと思います。
 次に、市の観光イベント等の横断幕を県が管理する歩道橋に設置することについては、公共的目的があり、市から協議があれば実施していただけるとのことでありました。それでよろしいんですよね。ぜひ市と協議して地元要望に応えていただきたいと思います。
 次に、企業庁の清算期間中の土地処分等の実績についてお尋ねいたしましたが、平成25年度から3年間の清算期間において、企業庁長を初めとする職員の皆さんが土地の処分や公共施設の引き継ぎ、債権債務の整理等に懸命に取り組まれた結果、清算取組方針以上の成果が生じていると思います。改めてその御努力に敬意を表し、引き続きよろしくお願いをしたいと思います。
 次に、危険な道路等の整備についてでありますが、道路の改良については、その都度要望にお答えをいただき、最善を尽くしていただいていると思います。引き続き渋滞緩和、危険道路の改良に努めていただきたいと思います。
 外環道の歩道橋に設置するエレベーターについては、エレベーターが4カ所、高齢者、障害者等に配慮したスロープが9カ所計画されているとのことでした。しかし、実際に道路が開通して市民の方が使用してみたら、例えば障害をお持ちのお子さんが学校に行きにくくなったなど、県が想定できなかった不便が生じるおそれがあります。このようなふぐあいが生じた場合、速やかにエレベーター等の設置について検討していただけるよう要望させていただきます。よろしくお願いをしたいと思います。
 次に、通学路の安全対策についてですが、事故があってからでは遅いので迅速に対応していただきたいと思います。
 県立国分高校と接する道路につきましては、市民から市のほうに陳情が上がっておりますので、急ぎ市川市と協議して改善を図っていただきたいと思います。この件につきましては私も注視してまいりたいと思います。
 次に、旅券事務の権限移譲については、先行して4市が受けるとのことであります。今後、他の市町村へも移譲が行われていくと思いますが、先行4市での実際の運用状況が他の市町村では気になるところであると思います。また、市川市を初め4市においても初めてのことで、事務の運用や予算等で要望が多くあると思います。
 そこで、来年度実際に運用が始まった後に4市に対するサポート体制は整っているのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、合同庁舎化についてでございますが、これにつきましては、また予算委員会のほうで詳しく伺ってまいりたいと思いますが、経費節減と県民利便性向上の両方が図れる事業ですので、真剣にお考えいただきたいと思います。
 次に、財政運営と予算執行について伺います。
 まず、徴収強化の取り組みで個人住民税の直接徴収がありますが、直接徴収を実施する案件について、どのように選択しているのかお答えをいただきたいと思います。
 また、市町村の反応はどうであるのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、臨時財政対策債については、国から借金の返済に充てるために措置されているお金を別の目的で使っているというようなお話を登壇してさせていただきました。累積される借金が将来の県民サービスを脅かすことになりかねません。
 改めてお尋ねをいたします。平成28年度予算における交付税措置額と償還額についてお答えをいただきたいと思います。
 そして、財政運営について一言申し上げておきたいと思います。
 まずは、しっかり財源を確保していただきたい。現在の必要な予算を確保し、将来に負担を回さないためであります。
 また、予算編成に当たっては、県民が必要とする予算を適正規模確保するために、ゼロから事業や経費を見直し、無駄な経費を省き、歳出の抑制を図っていただきたい。しかし、必要な予算まで縮減することは県民サービスの低下につながるので、一般的な手法である新規事業を認めない、一律10%削減するといったやり方ではなく、県民目線に立った丁寧な見直しが求められます。それができるかできないかは千葉県の能力次第ということになります。
 また、将来負担がふえる現状では、財務状況の積極的な公表と説明責任が重要であります。財務状況を的確に把握できるものとして決算カードがあります。決算カードは、各都道府県、市町村ごとに同じ様式の1枚のカードに財務状況がまとめられており、非常にわかりやすいものであります。例えば一時借入金利子についても、他県との比較が一目でわかり、近隣他県より千葉県がかなり多くなっているといったような状況がすぐにわかるものでございます。しかし、千葉県の場合、県内の市町村の決算カードは千葉県のホームページに掲載しておりますが、県自身の決算カードは一切掲載しておりません。これは総務省のページで確認するだけなんですね。以前、私、議会にも提出すべきと言いましたが、結局提示もありませんでした。隠すことではないと思いますが、非常に残念なことであります。独自の公表をお考えいただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。
 また、予算要求段階での330億円の歳出超過についてですが、収支均衡を図る過程について少々疑義があり、歳出面においては必要な予算まで削減してしまったのではないかという懸念があり、一方で歳入の確保など、将来に負担を回してしまったのかなど不安な面があります。例えば歳入では、平成28年度当初予算の収支均衡を図るため、まずは平成27年度の不用額で財政調整基金を積み立て、それを28年度に送って当初予算の帳尻を合わせております。その結果、平成27年度決算剰余金の額がその分減って、28年度で積み立てるべき財政調整基金が減る形になっております。
 しかし、このように財政調整基金を便利に利用している一方で、財調以外にも一時借り入れを相当額行って財務会計を回しているということもあります。一時借入金の27年度の利子については1,600万円を見込んでいるということであります。一時借り入れをしなければ、その1,600万円は必要ない経費であります。例えばその1,600万円を、先ほど申し上げました国分川調節池のガマの適切な措置ができる、県民の生活が救えるかもしれない1,600万円になるわけです。そういうこともお考えいただいて財政運営を行っていただきたいと思います。
 また、監査委員の指摘事項については、全庁的にしっかりと取り組み、来年度は同じ指摘がないよう徹底していただきたいと思います。
 その他の財政運営や日銀のマイナス金利の影響等々については予算委員会で詳しくお尋ねをしたいと思います。
 以上、2回目とさせていただきます。