◯臼井正一君 おはようございます。私は自由民主党、千葉市美浜区選出、臼井正一でございます。改選後初、そして記念すべき令和元年最初の議会において一般質問の機会をお与えいただきました先輩、同僚の皆様に感謝を申し上げます。
 そして、本日も傍聴席には、私を日ごろから御支援いただいております大勢の皆様方に傍聴に駆けつけていただきました。また、4月も大変お世話になりましたし、今後とも引き続いての御指導、御鞭撻、御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
 本日取り上げますテーマは、地元の小さいことから全県にわたる大きなことまで取り上げさせていただいておりますが、中には政治家としてなかなか申し上げにくいようなテーマも含まれております。捉え方を間違えると、かえって後退を招きかねないテーマもありますけれども、誤解を恐れず取り上げさせていただきたいと思いますので、森田知事を初め執行部の皆様方には真摯な御答弁をお願い申し上げます。
 まず最初に、カジノを含む統合型リゾート、いわゆるIRに関する県の考え方について伺います。
 昨年7月、IR整備法が成立、本年3月にはIRの具体的な基準を示す施行令が公布され、我が国におけるカジノを含む特定複合観光施設区域、最初の3カ所の絞り込みがいよいよ始まろうとしております。私の地元千葉市においては、民間事業者による熱心なIR誘致の動きがあります。また、先月には、市内に本社を置く企業グループが市に対し、幕張新都心でのIRの事業提案を行ったという報道があり、これを受けて市長は、検討レベルを1段階上げてしっかり対応したいとコメントしているところです。ただ、千葉市としては、あくまで幕張新都心におけるIR導入の可能性を引き続き検討していくというスタンスにとどまっており、行政として誘致に積極的な大阪府・市、和歌山県、長崎県、そして誘致に向けた動きのある横浜市や北海道と比べて、おくれをとっている感は否めません。
 しかしながら、誘致合戦のスタートラインに立つための基本方針の公表時期がことしの夏から秋以降へと先送りされる見通しとなったとの報道がありました。IR整備法のプロセスによれば、国による基本方針の公表後、都道府県または政令指定都市が実施方針を策定し、IR事業者の公募手続に進むこととなりますが、この基本方針の策定、公表がおくれていることで、まだ手を挙げていない後発組にとってはスケジュールに間に合う可能性が出てきたことになります。これは誘致に向けて取り組まれている方々にとっては希望が見えてきたことになります。他方で、地域住民から治安の悪化などを懸念する声が上がっており、ちばぎん総合研究所のアンケートでは、IRの幕張新都心への導入について、地元の美浜区民の56%が反対し、賛成の21.2%を大きく上回ったとの結果も出ています。
 幕張メッセも建設後30年を経過し、現在160億円をかけて大規模な改修に取り組んでいますが、この先、現在の施設で他の施設との競合に耐え得るのか。また、千葉市にとっても、建設後30年を経過したマリンスタジアムの今後のあり方を考える時期を迎えています。いずれにしても、幕張新都心がこれらの課題を解決し、将来にわたって発展し続けていくためには民間の投資を呼び込むことが不可欠であります。県としても、IRのメリットとデメリットについてしっかりと把握しておく必要があるのではないでしょうか。
 そこで伺います。
 1点目として、IRのメリットとデメリットについてどのように認識し、これまでどのような取り組みを行ってきたのか。
 2点目として、県内市町村におけるIRをめぐる動きはどうか。
 3点目、千葉県としてIR誘致に対する考え方はどうか。また、県では今後どう対応していくのか。
 次に、過去に何度か取り上げておりますみとりについて伺います。
 高齢化が急速に進展する本県にとって、県民生活の維持、向上を図りながら医療費の適正化を実現させるためには、我々政治家も行政とともに、この問題に果敢に取り組んでいかなければなりません。平成29年度に県が行った医療に関する県民意識調査によれば、自分が最期を迎えたい場所として、医療機関への入院を希望すると回答した方は14.1%であったのに対し、自宅や老人ホームなどの居住の場を希望すると回答した方は27.4%、居住の場や施設等で療養して、病状が悪化したら医療機関への入院を希望すると回答した方は19.7%であり、これらを合わせると、47.1%の方ができるだけ居住の場での療養を望んでいることがわかります。他方、実際にそのような最期を迎えられた方は半分以下の21.5%にとどまっています。
 また、平成29年度の県政に関する世論調査において、適切な医療の継続にもかかわらず、治る見込みがなく死期が迫っている状況の場合、延命治療を望むか聞いたところ、「延命治療を望む」と「どちらかといえば延命治療を望む」と回答した方は12%であった一方、「延命治療を望まない」と「どちらかといえば延命治療を望まない」と回答した方は77.8%となっています。以上のような結果があるにもかかわらず、実際の救急現場ではそうした意思が示されていないがために、望まない延命治療が行われているケースも少なくないと伺っています。こうした結果を踏まえ医療費の適正化を図るとともに、多くの県民の希望をかなえるためには、自宅等におけるみとりを推進していくことは重要なことと考えます。
 県では、平成25年度に終末期医療に関する高齢者向けの啓発プログラムDVDを作成するとともに、平成29年度からは県医師会、看護協会等の医療・介護関係団体が連携して行うかかりつけ医・在宅医療等の県民啓発事業の取り組みに対する助成を実施することとし、そのキックオフイベントとして、平成30年2月、「在宅ケア ちばサミット」みんなで支え合う あなたの生活を開催し、258名が参加したと伺っています。しかし、県民の方々に幅広く関心を持ってもらうためには医療・介護関係以外の職種にも広げ、さらに啓発活動に取り組む必要があると考えます。
 そこで伺います。
 1点目として、自宅等でのみとりの推進に関する取り組みの成果はどうか。
 2点目として、他の職種と連携していくべきと思うが、どうか。
 次に、これは過去に何度も取り上げております県営住宅における外国人問題について伺います。
 昨年9月の一般質問で、私の地元、千葉市美浜区に所在する県営住宅においては、外国人の入居率が高く、県営住宅内でさまざまなトラブルが発生していることから、これに対する県の取り組みについてお伺いしたところ、県執行部からは、今後、この問題に対し、前向きな取り組みに努めていく旨の答弁をいただいたところでございます。しかし、その後も美浜区内の県営住宅にお住まいの方々からは、依然として外国人トラブルが絶えないとの声が私のところには多数寄せられております。このようなトラブルを解消し、健全な地域のコミュニティーを維持していくためには、外国人入居者と日本人入居者が相互に文化の違いを理解し、認め合っていけるような取り組みが必要なのではないでしょうか。
 折しも日本での外国人労働者の受け入れ拡大を趣旨とした改正出入国管理法が平成31年4月1日に施行されました。新聞報道によりますと、今後5年間の外国人労働者の受け入れ数は35万人程度と想定されており、首都圏に位置する本県では、従来から外国人の多い千葉市を含む都市部において、その数がさらに増加するものとされております。県営住宅もそれら外国人の受け皿になり、現時点でさえトラブルの解決がなされていない中、さらなる外国人の増加につながるのではないかと今から懸念の声も上がっております。このような不安の声に応えるためにも、県には県営住宅の外国人問題の解消に向けた即効性のある新たな取り組みを行っていただきたいと思います。
 そこで伺います。
 県営住宅に入居している世帯のうち、外国人を世帯主としている数は県全体でどのように推移しているのか。また、特に外国人が多い美浜区の状況はどうか。
 2点目としては、外国人居住者とのトラブルの解消に向けて、県ではどのように取り組んでいくのか。
 次に、危険が伴う職種に対する進路指導について伺います。
 これからの日本を生きていく子供たちは、私たちの両親や祖父母が生きてきた戦前、戦後とはまた違った意味で厳しい挑戦の時代を生きていかなくてはならないかもしれません。我が国がかつて経験したことがないような少子高齢社会の到来、外国人労働者の受け入れなどにより、いや応なしに進展するグローバル化、そして絶え間ない技術革新等により、今までに人がなしてきた多くの業務がコンピューター、AI等に取ってかわられようとしております。こうした時代を力強く切り開いていくために、私は学校教育において、生徒一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通してキャリア発達を促す教育、いわゆるキャリア教育が必要であると考えています。
 AI、IoT、ビッグデータ等の産業構造改革を促す情報技術等を基盤とした人材育成により、一人一人の生産効率性を高めることが求められる一方で、最終的にマンパワーが必要不可欠である職種もあります。それがいわゆる警察、消防、自衛隊などの危険が伴う職種であります。日本の独立と平和を守る自衛隊も、治安の維持や県民の生命、身体、財産を守る警察や消防も、今この瞬間も、ひとときも休むことなく職責に当たられております。ここに改めて深甚なる感謝の意を表する次第でございます。その役割から来る厳しい訓練や過酷な職務の中において、不幸にして、かけがえのない命を落としてしまうという報道を耳にすると本当に胸が痛みます。これらの職種はどれだけAIが進化しても、また後方支援や未然の防止対策が進んだとしても、最終、最後は日本人の実際の人手が必要であり、このような危険を伴う職業の人材確保こそ、これからの時代における大変重要な課題であると考えます。こうした現状も踏まえ、学校教育においてキャリア教育はますます重要な役割を果たすものとして、その一層の充実が求められます。
 そこで伺います。
 1点目として、県教育委員会では、公立の中学校や高等学校におけるキャリア教育の推進に向けてどのような取り組みをしているのか。
 2点目として、学校では警察、消防、自衛隊への進路指導にどのように取り組んでいるのか。また、インターンシップの実績はあるのか。
 最後に、交通問題について伺います。
 まずは、千葉西警察署入口交差点についてです。
 同交差点は交通量の多い国道357号、国道の旧道、千葉市道が交差する複雑な交差点で、国道をまたぐ歩行者用の信号も長くとられていることから渋滞が常態化しています。特に国道や市道の渋滞がひどく、これまでさまざまな取り組みが行われていると承知していますが、それでもなお、抜本的な対策が必要と考えます。
 そこで伺います。
 千葉西警察署入口交差点について、1点目として、これまでの渋滞対策及び安全対策の実施状況はどうか。
 2点目として、真砂側から国道357号に進行するための右折及び左折車線について、それぞれ2車線化すべきと思うが、どうか。
 これは要望ですが、千葉西警察署前交差点から国道357号を東京方面へ向かうと3車線から2車線、いわゆるボトルネックとなっていることから渋滞が発生している状況です。14号と357号がその先で分かれることを考えれば、分岐まで3車線化することは当然だというふうに思います。加えて歩道橋の設置も含めて、全体的な渋滞対策について、道路管理者と連携した対応をお願いいたします。
 交通問題の2点目は、高洲橋の渋滞対策についてであります。
 高洲橋付近は、穴川インターチェンジから新港横戸町線の黒砂陸橋を通り海方面へ向かう車両と、新港工業団地のある海方面から黒砂陸橋や国道357号、稲毛海岸駅、千葉みなと駅方面へ向かう車両が集中する、非常に交通量が多い複雑な交差点であります。また近年、新港地区には商業施設が立地したことから、今までのトラックなどの商業車両のみならず、一般のマイカーの流入もふえ、平日はもとより、土日・祭日でも交通量は増加しています。もともと新港地区から幸町や高洲地区へ京葉線を越えて渡るルートは少なく、自然と高洲橋に交通量が集中する道路形状となっています。この渋滞の緩和のために、これまで千葉市や県警がさまざまな取り組みを行ってきたと承知していますが、抜本的な解決には至っていない状況です。
 そこで伺います。高洲橋直近の3交差点について、これまでの渋滞対策と安全対策の実施状況はどうか。
 交通問題の3点目は、高洲3丁目交差点高架下部分の歩行者の安全確保についてでございます。
 この交差点は、先ほどの高洲橋から京葉線を挟んだそれぞれ一方通行路の始点と終点となっており、2個の交差点を連動させて車の流れをスムーズにする信号処理を行っているとのことでございます。しかし、この交差点の京葉線高架北側の信号は矢印信号で車両を左折させていますが、矢印青からいきなり普通の青信号に変わるため、ドライバーが対応し切れず、歩行者用信号が青にもかかわらず、歩行者が車両を待たなくてはならなかったり、横断するタイミングが難しい状況が散見されます。このような状況を解消し、歩行者にとって横断しやすくなるよう早急に改善すべきだと考えます。
 そこで伺います。高洲3丁目高架下交差点について、横断歩行者の安全対策が必要と考えるが、どうか。
 交通問題の4点目は、東関東自動車道東京方向の湾岸千葉インター出口付近の渋滞対策についてです。
 湾岸千葉インター出口付近は渋滞が激しく、特に幕張メッセのイベントが開催される休日にはインターから出られず、渋滞が本線にまで及んでいる状況にあります。また、この出口の手前は北千葉インター、この先は市川まで出口がなく、幕張エリアに行く人はこの出口を使わざるを得ない状況です。もう少しで幕張メッセというところで時間をロスしており、経済活動に与える影響も少なくないと考えます。県警を初め各種対策を講じてくれていることは承知していますが、幕張エリアの利便性の向上と魅力の増進を図る上でも関係各所と連携し、さらなる対策が求められるところでございます。
 そこで伺います。東関東自動車道湾岸千葉インターチェンジ東京方向の出口付近について、警察による渋滞対策の実施状況はどうか。
 交通問題の最後に、国道357号東行き浜田立体側道部の違法路上駐車問題について伺います。この問題は昨年9月議会で取り上げたところ、県警には定期的な見回りを行っていただいたり、千葉市でも駐車車両からの不法投棄の撤去を実施していただいたとのことでございますが、依然として状況が改善されないことから再びお伺いをいたします。
 この側道は、国道357号から幕張メッセやイオンモールにアクセスする道路であると同時に、国道14号と国道357号との間に挟まれた幕張西、浜田地区の住民、あるいは、そこでお仕事をされている方々の日常的に使用する道路でもあります。国道357号からこの側道に進入してくる車両の中には、湾岸道路からの勢いそのまま、物すごいスピードでの車両も多く、2車線のうち左側1車線が大型車両の路上駐車で潰れている状況では、交通の障害になっているほか、駐車車両を原因とする交通事故の発生が懸念される状況となっています。また、駐車車両から不法に投棄されたごみは悪臭を放ち、周囲の住民の生活環境を著しく悪化させています。来年のオリンピック・パラリンピックの開催に向け、早急かつ効果的な対策が求められています。
 そこで伺います。
 国道357号東行き浜田立体側道における駐車問題について、現状は駐車禁止規制になっているが、駐停車禁止規制に変更し、違法駐車を抑制する必要があると考えるが、どうか。
 また、物理的な駐車対策の検討状況はどうか。
 以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。よろしくお願いをいたします。(拍手)