◯説明者(小倉 明君) 私からは農業問題のうち落花生関係2問、女性農業者関係1問の計3問についてお答え申し上げます。
 まず、落花生の増産に向けた取り組みについての御質問でございます。落花生は機械化のおくれにより、他の畑作物との輪作体系に組み込めないことから規模拡大が進まず、また、毎年同じ畑で栽培することで発生する連作障害により単位収量が減少するなどの課題を抱えております。そこで県では、規模拡大に向けた播種から収穫、乾燥に至る省力化機械の開発、落花生と野菜との輪作体系の確立を図るための実証試験などに取り組んでおります。さらに、今後は種子選別の手作業を民間企業と連携して機械化することにより、効率的な種子生産体制の整備を進め、落花生の増産を支援してまいります。
 次に、落花生の省力化機械についての御質問でございます。県では、平成23年度から国の研究機関や民間企業等と連携して省力化機械の開発に取り組み、今年度にはマルチ被覆を同時に行える播種機及び落花生を掘り上げながら反転させる掘り上げ機が実用化され、産地への試験導入が始まったところでございます。これら掘り上げ機等につきましては、本格導入が始まる来年度から補助事業による導入支援や県内5カ所で操作実演会を開催するなどによりまして、速やかに普及させ、落花生の増産につなげてまいります。また、現在開発中の収穫機や温風乾燥機などにつきましては、できる限り早い時期に実用化できるよう、引き続き現地での実証等を進め、機械化体系の確立に努めてまいります。
 次に、女性農業者への支援についての御質問でございます。本県農業を持続的に発展させていくためには、地域農業の振興や農業経営の改善、6次産業化の展開などについて、女性農業者が女性ならではの視点を生かした取り組みを進めていくことが重要であり、その能力が一層発揮されるよう支援していく必要があると考えております。このため県では、雇用管理など経営管理能力のレベルアップに向けた研修会、作業場の改善など経営上の工夫に関する情報交換会、新たな加工品開発や販売促進に向けた実践講座などの開催によりまして支援しているところでございます。また、女性農業者の世代間の交流を図りながら、農業経営の発展と女性が輝く地域づくりを目指した県域の組織が本年6月、新たに発足する予定であることから、県としても、こうした組織を通じて一層女性が活躍できるよう支援してまいります。
 私からは以上でございます。