◯説明者(鶴巻郁夫君) 私からは羽田関連2問と旅券事務関連2問、合わせて4問お答えいたします。
 まず、羽田空港着陸機の騒音影響に関する御質問ですが、県では国に対して、関係市町と連携しながら首都圏全体での騒音分担による抜本的対策を要望していますが、これに加え現行の運用枠組み内でも、あらゆる観点から騒音軽減策を早急に検討、実施するよう求めています。これに対して国は、南風悪天候時には安全上の理由から現在のルートをとらざるを得ないとしていますが、住民の騒音負担軽減を図るため、今後も引き続きあらゆる場を通じて国に改善を働きかけてまいります。
 次に、都心上空ルート案による影響に関する御質問ですが、都心上空ルート案では、南風時の15時から19時のうち、おおむね3時間について、現在、千葉市や市川市など本県上空を通過している着陸機全てが都心上空を飛行することとなるため、全体としては本県の騒音軽減につながるものと考えています。その一方で、都心上空に進入する際の市川市などへの影響等については、その詳細が示されていないことから、具体的な状況を早急に提示するよう、引き続き国に強く求めてまいります。
 次に、旅券事務の移譲地域及び時期に関する御質問ですが、旅券事務の権限移譲については、準備が可能な市町村から順次行い、平成28年度から30年度までの3年度間で全市町村へ移譲できるよう取り組んでいます。平成28年度には、7月1日から市川市及び浦安市へ、10月3日から成田市、我孫子市へ移譲することを予定しております。今後とも県民の利便性向上のため、ほかの市町村においても権限移譲が進むよう協議を続けてまいります。
 最後に、旅券事務の移譲に伴う予算措置に関する御質問ですが、来年度当初予算案では、権限移譲を予定する4市について受付窓口の整備など、事務を開始するに当たって必要な経費への補助や旅券の安全な輸送に係る費用など、728万円を計上しております。また、移譲後、事務を継続していくための人件費等については、権限移譲に係る市町村交付金として1,800万円程度を見込んでおります。今後も旅券事務の移譲、さらに移譲後の事務が円滑に進んでいくよう、財政措置を含めて支援を行ってまいります。
 以上でございます。