◯説明者(古元重和君) 私からは自殺対策についての2問と、犬の殺処分ゼロについての1問、計3問につきましてお答えさせていただきます。
 まず初めに、「立ち寄り処ちば心のキャッチ」の相談実績と効果はどうかとの御質問ですが、県では、平成23年7月から千葉県臨床心理士会に委託をし、船橋駅前で毎週水曜日と月1回の日曜日に対面型の相談窓口、「立ち寄り処ちば心のキャッチ」を開設しております。勤労者や学生も気軽に立ち寄れるよう、夜間や休日に利便性のよい駅前で相談を実施することで、平成26年度は計64回で延べ347名の方が相談に訪れておられます。また、臨床心理士が相談者と直接対面して表情や発言を確認し、信頼関係を築きながら悩みや不安を聞き出すことで、それぞれの相談者に応じた助言や支援を行っており、効果的な自殺対策事業であると考えております。
 次に、自殺未遂者及びその家族へのフォローはどのように行っているのかとの御質問ですが、県の健康福祉センターでは、自殺未遂者及びその家族などから相談を受けた場合、必要に応じて嘱託医師による支援や専門医療機関の紹介、また、職員による訪問援助を行っております。また、精神保健福祉センターにおいても精神保健に関する複雑または困難な事例に対する相談や指導を実施するなど、心のケアに努めています。現在、厚生労働省では自殺未遂者が再度自殺を図ることを防止するため医療機関が退院後もフォローアップを行う事業を試行的に実施しており、県ではその成果なども参考にしながら自殺未遂者及びその家族の支援に取り組んでまいります。
 最後に、犬の殺処分をゼロにするためにマイクロチップの装着は有効と考えるが、どうかとの御質問でございます。県で収容した犬が飼い主に返還される割合は約2割と少なく、名札や鑑札が脱落しても飼い主を特定できるマイクロチップの装着は返還数をふやすことに有効であり、千葉県動物の愛護及び管理に関する条例においても普及啓発を図るものとしております。県では、これまで千葉県獣医師会や市町村などと連携し、動物病院や動物愛護教室などでマイクロチップを装着することの利点及び意義について啓発を行ってきたところでございます。今後は、犬の入手先として約5割を占める動物販売業者の方とも連携をしながら、ポスターの掲示及びリーフレットの配布など、マイクロチップの装着の普及に努めてまいります。
 私からは以上でございます。