◯知事(森田健作君) おはようございます。市民ネット・社民・無所属のふじしろ政夫議員の代表質問にお答えいたします。
 知事の政治姿勢についてお答えいたします。
 政治精神に関する2問に一括してお答えいたします。私は県民各層の御意見を伺い、みずから判断した政策について理解していただき、リーダーシップをとって着実に実行していくことが政治家として重要であると考えております。こうした考えのもと、本県のさまざまな宝を磨き上げ、県民の皆様が千葉で生まれてよかった、住んでよかった、働けてよかったと誇りに思える「くらし満足度日本一」の千葉県をつくり上げ、子や孫の世代にさん然と光り輝く千葉県をしっかりと引き継いでまいります。
 自治についての御質問でございます。地方行政を担う知事である私にとって、自治とは、地方公共団体が住民の声を伺いながら、みずからの判断と責任のもと、地域の実情に即した取り組みを行うことであり、地方行政を運営する上での基本理念であると考えております。
 安全保障関連法に係る憲法解釈についての御質問でございますが、9月議会では、政府としての解釈を承知しているということを述べたものです。
 緊急事態条項についての御質問ですが、憲法の問題は、国民の声を代表する機関である国会において、国民各層の意見を十分踏まえながら議論されるべき問題であると考えております。
 脱原発及び再生可能エネルギーについての御質問は関連がありますので、一括してお答えいたします。
 原発を含む電源構成のあり方については、国のエネルギー基本計画が示すように、安全性を前提として、安定供給、経済性、環境への適合の3つを同時に達成することが重要と認識しております。現時点では、直ちに原発に代替できる新たなエネルギーを確保することは難しいと考えております。また、再生可能エネルギーについては、国の計画において導入を最大限加速し、積極的に推進していくとされており、県といたしましても、関係部局が連携を図りながら、その導入促進に向けて引き続き取り組んでまいります。
 オスプレイの安全性についての御質問でございます。オスプレイの安全性について、国が平成24年9月に発表した公文書を確認しております。また、ハワイにおけるオスプレイの事故については、設計上想定されている以上に砂じんの中のホバリングを継続したことなど、極めて例外的な原因により発生したものであり、オスプレイの設計に根本的な欠陥があるわけではないことを国が確認しております。
 オスプレイの木更津駐屯地での整備拠点化についての御質問でございますが、国が安全保障について総合的に考慮し、責任を持って判断した結果については、自治体としても協力する必要があると考えております。しかしながら、オスプレイについては、一部に安全性等に対する不安の声があり、住民の安全・安心を守る立場から、県では平成26年の10月に木更津市とともに、国に徹底した安全対策を行うことなどを要望したところでございます。
 陸上自衛隊が導入を予定しているオスプレイの配備についての御質問でございますが、国からは、木更津駐屯地への配備の計画や配備を念頭に置いた検討を行った事実はなく、また佐賀空港を利用できるよう、今後も丁寧に説明して理解を得ていただく考えであると説明を受けております。
 TPPについての御質問でございます。将来にわたり我が国が安定的に繁栄するためには、アジア太平洋地域との連携を深めることが重要であると考えております。一方で千葉県は農業県であり、TPP協定による農林水産業への影響が懸念されることから、協定の承認に当たっては、国会において農林水産業への対応策も含め、しっかりと議論していただきたいと考えております。
 TPPについて、関税の完全撤廃を認めた協定ではないかとの御質問でございますが、TPP協定の関税に関する条文に除外という言葉は使われていませんが、協定の附属書に重要5品目などの例外措置が盛り込まれていることから、国は関税撤廃の例外となる措置は担保されているとしております。
 私からは以上でございます。他の問題につきましては副知事及び担当部局長からお答えをいたします。