◯説明者(森田幸典君) 私からは交通安全に関する3問にお答えをいたします。
 まず、ゾーン30の設置の現状と今後の整備予定についての御質問でありますが、ゾーン30は、生活道路における歩行者等の安全な通行確保を目的といたしまして、区域内における最高速度30キロメートル毎時の速度規制、抜け道としての通行の抑制、排除などを図るもので、地域住民の同意の得られました区域において整備を進める生活道路対策であります。本県では平成24年度から整備を始めまして、平成28年度までの5カ年で142カ所を整備する計画であります。本年度末には計画の約75%に当たる107カ所を整備いたしまして、平成28年度末までには計画どおりの142カ所を整備する予定であります。
 次に、高齢運転者による交通事故数の推移についての御質問でありますが、高齢運転者が第1当事者となりました交通事故の件数を過去5年間で見ますと、毎年約3,700件前後の発生で推移をしております。なお、高齢運転者が第1当事者となった交通事故の主な原因といたしましては、信号無視や交差点等における安全不確認、ブレーキとアクセルの踏み間違いなどの不適切な運転操作などであります。
 最後に、高齢運転者の交通事故を防ぐための取り組みについての御質問でありますが、まず、高齢者の行動特性を踏まえた交通安全教育等の推進であります。加齢による視覚機能や認知機能の低下など、高齢者の特性を踏まえました参加・体験・実践型の交通安全教育を推進し、実車訓練や歩行訓練を通じて、身体機能に応じました安全運転について指導しているところであります。また、高齢者の身体機能の低下などによります交通事故防止対策では、70歳以上の方を対象といたしました高齢者講習等の機会に、身体機能につきまして自覚を促すとともに、運転に不安のある方には医師による診断を受診するよう指導しているほか、交通違反、交通事故等を端緒に臨時適性検査による医師の診断を勧め、診断結果によりましては免許を取り消す等の措置を講じているところであります。なお、運転に不安を感じている方やその家族に対しましては、運転免許証自主返納制度の周知を図り、あわせて自主返納者に対します優遇措置の拡充に努めているところであります。今後も関係機関、団体と連携し、高齢運転者の交通事故防止に適切かつ効果的な対策を講じてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。