いいえ。治療がひと段落した際や治療の合間のタイミングで特に合併症がない場合には、外泊や一時退院というかたちで病院を離れる事は可能です。治療に伴う合併症として考えられる事は、骨髄抑制(血液の成分が減少してしまうこと)による感染症や、副作用による嘔気・嘔吐や粘膜障害に伴う経口摂取量の低下が挙げられます。合併症の支持療法として抗生剤や輸液が必要な場合には、入院を継続していただきます。また骨髄抑制がある場合には、平時よりも免疫力が低下しているため、同様に入院を継続していただきます。外泊や一時退院のタイミングにつきましては、主治医の先生とよく相談して下さい。