病院と連携する特別支援学校などで、入院治療中も教育を受けることができます。病弱特別支援学校では、病院内に院内学級を開設したり、訪問教育を実施したりしています。また、小・中学校の病弱・身体虚弱特別支援学級が開設している場合もあります。そこでは、小・中学校に準じた教育を行ったり、一人一人の病状に応じた教育を行ったり、病気療養中でも学習できる工夫を行っています。

入院治療を行う場合には、病院内に開設されている特別支援学校等への転学をすることになりますが、治療を終え、退院したら、元の学校へ戻ります。また、治療の状況により、特別支援学校に転学せずに「通級による指導」により対応する場合もありますので、入院及び通院中の学習については、主治医や在籍している学校などへのご相談をお願いします。