がんに関するQ&A

特別支援学校とはどのようなところですか。

特別支援学校とは、障害のあるお子様や病気のお子様を対象として専門性の高い教育を行う学校です。幼稚園から高等学校に相当する年齢段階の教育を、特別支援学校のそれぞれ幼稚部・小学部・中学部・高等部で行っています。

視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱の教育を行う特別支援学校があります。小児がんの治療をする、小学校から高等学校のお子様については、病弱の特別支援学校が入院時の学習を担うこととなります。

病弱特別支援学校においては、病院内に院内学級を開設したり、教員が病院を訪問する訪問教育を実施したりしています。この中で、入院による学習の空白期間が生じないように、小・中学校などに準じた教育を行うとともに、病気について学ぶなどの特別な指導領域「自立活動」を行っています。また、病気の状態などに応じて、長時間の学習が困難なお子様については、学習時間を短くするなどして柔軟に学習できるような配慮がされています。

このページの先頭へ