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本人に小児がんであることを告知したとき、親はどのように振る舞えばよいでしょうか。
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【診断時】
現在、小児がん経験者の約8割が大人になることが出来るようになりましたが、『小児がん』『白血病』などの言葉のイメージや『長期入院が必要』『化学療法で髪の毛が抜ける』など、お子様にとって不安や恐怖を感じる情報が多くあります。告知をされたお子様の反応は、年齢や性格により様々ですが、全てのお子様が日常ではない不安を感じているので、お子様の辛い気持ちを受け止めつつも、一緒に頑張って行く気持ちを伝えることが大切です。お子様の反応が様々であると同時に、お子様に対する親御さんの振る舞いにも正解はありません。親御さんの辛い思いを素直にお子様に伝えることで、お子様自身の素直な気持ちを表に出しやすくなることもありますが、辛い思いだけでなく、前向きな姿勢も見せてあげて欲しいと思います。