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Vol.9ひとりじゃないよ!みんなそばにいるよ!

50代 女性 卵巣がん・膀胱がん・悪性リンパ腫

私は1人で3種類のがんを経験しています。2004年に卵巣がんと膀胱がん、2006年に悪性リンパ腫になりました。いっぱい悩み、いっぱい泣きました。

卵巣がん、膀胱がんの時は何が何だかわからず、手術を受け、抗がん剤治療を受けました。その後悪性リンパ腫がみつかったときは、得体のしれない病気に怯え、心が壊れてしまうかと思いました。

そんなときに患者会がお茶会を開催していることを知りました。人見知りのはげしい私が、このときは積極的に参加し、輪の中に入って行って、泣きながら必死に話しました。皆さん優しく私の話を聞いてくれました。その時の光景は今でもはっきり覚えています。

最初の卵巣がんの手術から11年が過ぎて、いま思うことは、病気がわかったら早い段階で、ひとりで閉じこもらずに心を開いて、気持を話せると良いということです。それはご家族や友人でも患者会や患者サロンでもいいのです。私は気持ちが楽になりました。専門的な相談はがん相談支援センターで相談し、情報を得ること。そして落ち着いた状態で、自分の身体のことを主治医ときちんとお話ができると良いなと思います。

私みたいな患者さんばかりではないと思いますが、ひとりで抱え込まないで!ひとりじゃないよ!みんなそばにいるよ!とお伝えしたいです。

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