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Vol.20 セカンドオピニオンで納得して治療をスタート

50代 女性 卵巣がん

2015年に卵巣がんの手術と抗がん剤治療を受けた後、2018年に再発が判明しました。主治医に「抗がん剤治療を始めましょう。」と言われましたが、「どうしても手術で腫瘍を切除したいので、セカンドオピニオンを受けたい。」と自分の希望を伝えたところ、院内の腫瘍内科でセカンドオピニオンを受けられるよう話を進めてくださいました。

腫瘍内科医の意見は「私も抗がん剤治療が一番よいと思いますが、別の病院の先生にお話を聞いた方が納得できる場合もありますよね。聞きたい先生のセカンドオピニオンを受けてみてはどうでしょうか。」というものでした。主治医が私の希望する大学病院の婦人科医宛に診療情報提供書を用意してくださったので、私は心躍らせ、セカンドオピニオンを受けに行きました。

セカンドオピニオンの結果は「手術が困難な場所に腫瘍があるし、初発の時に抗がん剤が効いているから、今回は抗がん剤治療を受けるのがベスト」というものでした。その場で主治医に電話し、「抗がん剤治療を受けます。」と伝えました。

少し遠回りしましたが、自分ができる限りのことをやったことで、納得して再発治療を開始でき、全クールを乗り切ることができた気がします。また、私の場合、自分で治療を選択するためには、セカンドオピニオンが必要だったと思っています。

 

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