Vol.25　患者サロン・ピアサポーターズサロンへいらしてください

70代　女性　悪性リンパ腫

2007年に血液がん「悪性リンパ腫」に罹患しました。いくつかの病院をめぐりやっと病名が判りましたが、治療はせずに経過観察をしていました。

その後1年位して、しこりが大きくなったことで治療を始め、5種類の抗がん剤治療を６クール行いました。脱毛や手足のしびれなどの副作用がひどく、食事もとれず、ほとんど寝込んでいました。辛さのあまり、「死んでしまいたい、もう前に一歩も進めない。」と言って、家族を困らせたこともありました。

それでも何とか4～5ヶ月の治療を終了させ、体力が回復した頃に患者サロンの存在を知りました。夫と2人で交流会に参加した会場の光景は今も忘れられません。みなさん、元気で楽しそうに語り合っていたのです。その姿を見て、「死なない！生きていられる！」と、思い知りました。

その後も交流会に参加して、みなさんと繋がり情報交換して励まされました。今は、いろいろなサロンに参加して、「ひとりじゃないよ、みんなそばにいるよ」の気持ちで寄り添っています。どうか一人で悩まず苦しまないで、是非、患者サロンやピア・サポーターズサロンちばへいらしてみて下さい。がんを経験した仲間がお話を聞いて、支え励まし合っています。