Vol.18 私のストーマ体験
60代 女性 直腸がん
私が大腸の手術をし、最初にストーマを取り付けたのは、平成26年の春でした。その前の年に熱が出て内科にかかりましたが、風邪との診断で、しばらく風邪薬を頂いて飲んでいました。しかし芳しくなく、他に何か原因があるのではないかと、胃カメラ、大腸カメラ等々の検査をしました。そうこうしているうちに、お腹に激痛が発生し、病院に入院、腸閉そくと診断され緊急手術を受け、その時にストーマを造設しました。
その後、大手病院二ヶ所で診察、精密検査を行い、最終的に子宮が原因で卵巣、尿管、大腸、などが癒着しているとの診断がつき、次の年の1月に子宮、卵巣、卵管の全摘出手術をしました。
退院してから、ストーマの取り付け処理が大変で悩んでいましたが、オストミー協会の存在を知りその講演会等に参加しました。病院とは違い皆さんから経験したことを教えて頂き、大変参考になりました。
これから汗をかく季節になり、ストーマがはがれやすくなりますので気をつけております。今はウォーキング、ストレッチたまに小旅行などをして楽しくすごしています。
- がん患者サロン
- 千葉県がんピア・サポーター
- 県内の主ながん患者会
- ご遺族へのサポート
- 患者等の体験談
- Vol.1 がんと出会って学んだこと
- Vol.2 人工肛門を造設した後の日常生活の工夫
- Vol.3 再発を繰り返しながらも、充実した日々を過ごしています
- Vol.4 声を失い、再び発声できるまで。そしてこれから。
- Vol.5 がんと私 ~がんのつらさを和らげる~
- Vol.6 正しい知識は人生を変える
- Vol.7 がんになり感じること
- Vol.8 妊娠中・出産後の乳がん治療を支えたもの
- Vol.9 ひとりじゃないよ!みんなそばにいるよ!
- Vol.10 乳がん体験記 ~揺れた心を落ち着かせたこと~
- Vol.11 今も病気と共存して生きる
- Vol.12 がんを体験して
- Vol.13 がんの仲間との出会いで扉が開いた
- Vol.14 がんと上手に付き合っていけたら
- Vol.15 わかってもらえる喜び
- Vol.16 キャンサーギフト(がんになって得たもの)は多くの仲間と貴重な出会い
- Vol.17 早期治療の大切さ
- Vol.18 私のストーマ体験
- Vol.19 感謝の気持ちを忘れずに、希望と勇気を持って一歩一歩前進しましょう
- Vol.20 セカンドオピニオンで納得して治療をスタート
- Vol.21 ストーマと共に暮らす
- Vol.22 自分のがん体験と家族の緩和ケア体験での感じ方の違い
- Vol.23 「話せる場がある」ということ~家族・遺族となってみて~
- Vol.24 オストメイト(人工肛門)25年です
- Vol.25 患者サロン・ピアサポーターズサロンへいらしてください
- Vol.26 がんと私